元SMAPの中居正広さん(44)が2017年3月11日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)の中で東日本大震災の復興支援を呼びかけた。
この呼びかけには中居さんの並々ならぬ思いがあったようだ。放送終了後、ニッポン放送のアナウンサーがツイッターで「裏話」を明かした。
ラジオ番組最後に「復興はまだまだ道半ばと言われております」
番組の最後、中居さんは「さてさて、東日本大震災から6年が経ちました。復興はまだまだ道半ばと言われております」と切り出した。放送のあった11日は、2011年に発生した東日本大震災からちょうど6年となる節目の日だった。
中居さんは、16年中には熊本や鳥取でも大きな地震が発生したことに触れながら、「東日本大震災復興支援財団」で支援金を、日本赤十字社で「平成28年熊本地震」の義援金をそれぞれ受け付けていることを伝え、「ご協力をお願いします」と結んだ。
SMAPは「東日本大震災復興支援財団」の発起人に名を連ね、冠番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で継続的に復興支援を呼びかけてきた。グループ解散に伴い最終回となった16年12月26日の放送においても、メンバー全員での呼びかけを忘れなかった。今回の中居さんの対応は、まさにスマスマ時代の取り組みを、SMAPが解散した後、自ら引き継いだ格好だ。
放送終了後、ニッポン放送の新保友映アナウンサーはツイッターを更新し、
「日本大震災復興支援財団を立ち上げ 支援を呼びかけてきたSMAP中居正広さんのラジオが今日という日にあり、しばらくできなかった呼びかけをして下さったこと。不思議な絆、縁のようなものを感じます」
とコメントした。