コンビニランチの選び方に警鐘 栄養バランス悪い「麺類におにぎり」

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   大人の食育や、栄養に関する啓蒙イベントなどを行う一般社団法人「大人のダイエット研究所」は、週3回以上コンビニエンスストアなどで購入した食事でランチを済ませている人は、「ダブル糖質(炭水化物の重ね食べ)」「菓子・惣菜パンのみ」「サラダのみ」という3パターンの事例が多かったとする調査結果を、2017年3月7日に発表した。

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ランチの栄養バランスが悪い

   厚生労働省の「平成27年国民健康・栄養調査」によると、若い世代ほど主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をとっていない傾向にあり、同時に外食や中食など調理済みの食事の頻度が高い結果が出ていた。同研究所では現実的な解決策を提案するため、男女100人を対象に写真付きのランチ実態調査を行った。

   コンビニランチでよく買うものについて、1位は「おにぎり」、2位「お弁当(パスタや丼ものを含む)」、3位「菓子パン」、4位「惣菜パン」となった。

   また、食品の組み合わせパターンでは、「カップ麺+おにぎり」のようなエネルギーは充分だが糖質に偏りがちなもの、「菓子・惣菜パンと飲み物」といった糖質のみになっているもの、「サラダのみ」のように一見ヘルシーに見えるがエネルギー不足という3パターンが多かった。また、すべてに共通して、ビタミンやたんぱく質、ミネラルが不足している。

   同研究所では、不足しがちなたんぱく質やカルシウムを手軽にとれる食品としてヨーグルトに注目し、ランチ前に毎日200グラムのヨーグルトを食べる生活を続けた場合の調査結果を今後発表する予定だという。

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