秋篠宮さまは「放射線量」に言及
これに対して、追悼式でお言葉を述べた秋篠宮さまは、「避難生活が長期化する中で、年々高齢化していく被災者の健康や、放射線量が高いことによって、いまだ帰還の見通しが立っていない地域の人々の気持ちを思うと深く心が痛みます。困難な状況にある人々誰もが取り残されることなく、平穏な暮らしを取り戻すことができる日が来ることは、私たち皆の願いです」と言及している。
3月11日の節目に合わせて毎年行われてきた首相記者会見も、17年は行われなかった。3月10日の官房長官会見では「被災地の復旧復興に対して政府の取組が後退したと受け取られないか」との質問が出たが、菅義偉官房長官は「そこは全くないと思っている」と否定。菅氏は、
「明日(11日)、追悼式典において総理は追悼の言葉を申し上げるし、明後日(12日)は岩手県を訪問し、その際に被災された方々へのお見舞いと復興に向けた取り組みについて総理大臣として発信する予定」
とも述べた。