大谷翔平、今オフの大リーグ行きに難問 米コミッショナーが明かした条件

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   今シーズン終了後に大リーグ移籍とみられる日本ハム、大谷翔平の前に、思わぬ事態が突きつけられた。

   「彼は特別扱いされない」。大リーグコミッショナーの話である。

  • ケガのうえに大リーグ行きに条件変更が重なった大谷翔平の前途は(2017年1月撮影)
    ケガのうえに大リーグ行きに条件変更が重なった大谷翔平の前途は(2017年1月撮影)
  • ケガのうえに大リーグ行きに条件変更が重なった大谷翔平の前途は(2017年1月撮影)

このままではマイナーとしか契約できない

   2017年3月7日のことである。WBC開催に伴って来日した大リーグのマンフレッド・コミッショナーが日本外国特派員協会で講演した際に、大谷の大リーグ行きについて語った。

「大谷が大リーグに移籍するには19年のオフまで待たなければならない」

   つまり、あと3シーズンは日本にとどまってプレーする必要がある、というわけである。

   大リーグには労使協定があって、外国人の大リーグ移籍について新しい協定ではこんな条件が加わった。米国、カナダ、プエルトリコを除く下記の選手はマイナーとしか契約できない、と。

   (1)プロリーグ所属6年未満の選手
   (2)25歳未満の選手

   13年に日本ハム入りした大谷は大リーグ契約する場合、?の条件は満6年になる18年のオフでクリア。?は1994年7月5日生まれだから19年シーズン中にクリアとなる。

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