ボブ・サップがボボ・サップに「改名」 「九州で物議」ボボ・ブラジル問題、再燃?

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   アメリカ籍の格闘家でタレントのボブ・サップさん(43)がテレビ番組で、芸名を「ボボ・サップ」に変更したと報告したため、ネット上では「その芸名あかん」「九州で試合ができない」と大盛り上がりとなった。

   先輩レスラーに「黒い魔神」と呼ばれたボボ・ブラジルさん(享年73歳)がいて、「ボボ」は九州の一部では女性の下半身をさす方言だとし、地元のテレビ放送では当時、「ボボ」を読まなかったり、名前を変えてリングに上がったりしたという「逸話」があるからだ。

  • 「ボブ・サップTHE BEASTシールブック」(小学館、2003年)(写真はアマゾンより)
    「ボブ・サップTHE BEASTシールブック」(小学館、2003年)(写真はアマゾンより)
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「今回オレは生まれ変わったんだ。芸名を『ボボ』に変えたぜ」

   サップさんが出演したのはテレビ東京系番組「YOUは何しに日本へ?」(2017年3月6日放送)。この日は成田国際空港でのロケで、外国人に対し日本に来た目的や、日本で買ったお土産などについて話を聞いていた。そこに現れたのがアメリカから来たというサップさん。番組にでるのはこれで4回目で、出る度に自身にまつわるスクープを語るとし、番組スタッフがカメラを向けたところサップさんは、

「今回オレは生まれ変わったんだ。芸名を『ボボ』に変えたぜ」

とにこやかに話し始めた。「ボボ」はスペイン語で「ピエロ」という意味なのだそうだ。なぜ「ボボ・サップ」に変えたのかを教えてほしいと番組スタッフは食い下がったもののサップさんは答えず、ヒントとして、

「とても美しい、すごいキレイ、そこまでしか言えない」

とし、カメラを後にした。

   ツイッターや掲示板では「これは受ける!」「笑える!」と大いに盛り上がることになった。多くの人が連想したのは「ココバット」と呼ばれた頭突きで日本のレスラーをなぎ倒したボボ・ブラジルさん。1960~70年代の日本プロレス界のトップスターだった人物だ。九州の一部の方言とブラジルさんの名前が同じだという事でもブラジルさんの知名度は外国人レスラーの中でも圧倒的だった。「ボボ・サップ」についてネットでは、

「(旧)ボブサップさん、その芸名あかん 詳しくは言えんけど、あかんねん」
「おいおい誰も止めなかったのかよ。九州あたり放送とかで困るだろうに」
「テレビ中継でボボ・ブラジルが額を切った時、アナウンサーがボボが大流血って言って、九州の女性はテレビからみんな離れたらしい」
「九州で試合ができない」

などといったことが掲示板に書き込まれることになった。

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