太田光「日本のお笑いのほうがよっぽど多様性がありますよ」
これを受け、爆笑問題は8日未明放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で猛反論を展開した。
先日行われた米アカデミー賞授賞式でドナルド・トランプ米大統領への批判が相次いだことが話題に上ると、太田光さん(51)は
「それ(政治を茶化すこと)がいかにも良いっていう...。別に誰とは言わないけどさ...うるせえよバカ」
と、名前を伏せて茂木氏に噛みついた。
米コメディアンにみられるような政治風刺について、太田さんは「あんなものは簡単なんですよ」とし、「PPAP」で世界的ブームを巻き起こしたピコ太郎さんや、バブル芸芸人としてブレイク中の平野ノラさんらを例に挙げながら、
「日本のお笑いのほうがよっぽど多様性がありますよ」
「全部が世相を反映している」
と主張した。
太田さん曰く、政治風刺ネタをやっているお笑い芸人も「地下」にいけば「いくらでもいる」というが、「そんなやつは出てこられない」という。それ故、日本のお笑いは「全部変換して、直接そう言わずにテレビに乗っけてる」のだと力説。
相方の田中さんも「本当に日本のお笑いは面白いなって思うよね。レベルが違う」と指摘し、やや声を小さくしながら「オワコンとか言ってんじゃねえって話なんだよね」と茂木氏にクレームを入れた。