海老名市「フラッシュモブ」禁止命令は「違法」 横浜地裁判決

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   神奈川県海老名市の駅前通路で行ったパフォーマンスの禁止命令は「表現の自由」を保障した憲法に違反しているとして、参加した市会議員らが海老名市に取り消しなどを求めた訴訟で、横浜地方裁判所(大久保正道裁判長)は2017年3月8日、禁止命令は違法だとして原告の訴えを認める判決を出した。各紙が報じた。

   原告は、市議の吉田美菜子氏と市民団体「マネキンフラッシュモブ かながわ」。同団体は、公共の場でマネキンのように静止しながらプラカードを掲げ、社会的なメッセージを訴えるパフォーマンスを各所で行っている。

   問題となったのは、吉田氏らが16年2月28日、海老名駅前の自由通路で「アベ政治を許さない」などと政府を批判する内容が書かれたプラカードを掲げたパフォーマンスだ。市は自由通路での集合やデモを禁止した市条例に抵触するとして、16年3月に禁止命令を出していた。

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