「見損なった」「はるかに信用できる」
さらにくわばたさんは、「どうしたら(福島産の米を)何の躊躇もなく買えるのかな」との悩みを打ち明け、福島産食材が風評被害で「売れていない」ことを伝えるメディアの報道が問題なのではないか、という持論を次のように述べた。
「(テレビ番組で)そういうのばっかりやってると、さらに『食べんとこ』と思う。でもその反面、検査したら基準値は全然大丈夫ですって、そうなんやと思うけど、でも『食べない人の方が多いんや』と思うと、『あ、じゃあ...』ってなる自分がいたりとか」
こうしたくわばたさんの「本音」をめぐり、ネット上では賛否の大きく分かれた意見が出ることになった。ツイッターやネット掲示板には、
「くわばた、福島の米は買わないとか。そんな人間をなぜ番組に呼ぶの? 風評被害をぶっ飛ばせ目的かと思ったら、逆の印象を与えそう」
「見損なった。福島の米を買わないからではなく、買わないことを公言してそれを自己正当化して、影響の大きなテレビ番組で言い放ったから」
と激しく反発するユーザーもいれば、その一方で、
「安心と安全は違うという典型的なやつで くわばたはまさにそこをしっかり説明してる」
「発言がネガティブに見えて実はニュートラルだよね。福島のものは大丈夫!みなさん食べましょう!!なんて歯の浮くようなこと言うやつよりはるかに信用できる」
とくわばたさんの発言に理解を示す声も数多く出ていた。