タクシーとの衝突事故を起こして謹慎していた、お笑いコンビ「NON STYLE」井上裕介さんが、不起訴処分を受け謝罪会見し、謹慎期間中、タレント・和田アキ子さんから毎日電話をもらっていたことを明かした。
「少しでも芸能界の風を忘れないように」と井上さんを気遣う和田さん。しかし、ネットでは「余計なことしかしない」「めんどくさい」と批判的な声が相次いでいる。
宮根誠司も思わず...
「『少しでも芸能界の風を忘れないように』と毎日お電話をしてくださった」――井上さんは17年3月7日夜の謝罪会見で、こう話した。
衝突事件を起こして3か月。井上さんは家に引きこもり、テレビを見る機会もあまりなかったという。そうしてふさぎ込んでいた頃、毎日電話をくれたのが、和田さんの冠情報番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)でも共演する和田さんだった。
3月6日に不起訴が決まった後、井上さんが連絡を入れると、涙ながらに
「してしまったのはよくないことだし、しっかり反省しなさい。ただ、やっと(不起訴)処分が出て、良かったね」
と温かい言葉をかけられたという。井上さんは会見でこう振り返る。
「ものすごくありがたかったですし、それと同時にもう2度とこんなに優しいアッコさんを裏切ってはいけないな、ご迷惑をかけてはいけないなと言う気持ちでいっぱいでした」
テレビで見せる豪胆なイメージとは正反対の、細やかな心遣い。しかし、ツイッターでは
「ほんとに余計なことしかしない」
「流石に(井上さんが)可哀想だと思う」
「有難いよりめんどくさい」
「なにその拷問」
と和田さんへの批判、井上さんへの同情の声が相次いでいる。「毎日」という部分に反応したネットユーザーが多いようだ。
キャスターの宮根誠司さんも、そんな一人だ。8日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で井上さんの謝罪会見を取り上げた際、「まぁ、これはね、(和田さんの電話は)井上さんにとってはうっとうしかったでしょうね」と冗談まじりにもらしていた。