9割の人が感じる「春バテ」 寒暖差や新生活ストレスで自律神経に乱れ

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目もと首もと温めリラックス、外出時には冷え対策を万全に

   これらのことから、春バテの予防のためには自律神経を整え、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われるようすることが大切。ウーマンウェルネス研究会では、ストレスをためずリラックスをこころがけ「寒暖差を感じにくい生活」の実践を呼び掛けている。

   具体的には――
(1)蒸気の目もと温めでリラックス
(2)ぬるめの炭酸入浴でリラックス
(3)外出時の冷え対策
(4)目もと首もと温めて睡眠の質向上
――の4点。

   (1)蒸気の目もと温めでリラックス

   目もとを温めると短時間で副交感神経が優位になりリラックスできるようになるという。約40度が最適。蒸気を伴うアイマスクや蒸しタオルを使えば乾いた熱に比べて、深く広く温めることができる。

   (2)ぬるめの炭酸入浴でリラックス

   体温、血圧、心拍数を穏やかに変化させる入浴を、週5日以上を目安に継続する。炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38~40度のお湯に10~20分浸かる。ぬるめの湯での炭酸入浴は自律神経を整え、身体をリラックスモードにする。

   (3)外出時の冷え対策

   毎日の温度変化に身体を適応させるため、衣類での温度調整が必要不可欠。、春は薄着のファッションをしがちなので、冷え対策としてストールやカーディガン、肌に直接貼るタイプの温熱シートなどを携帯するとよい。

   (4)目もと首もと温めて睡眠の質向上

   スムーズで深い眠りを誘うには副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる。就寝前に短時間で温かい温度を感じやすい目もとや首もとを温めると副交感神経が優位に。血めぐりがよくなり、しばらくすると手足の先から放熱して体温が下がりはじめ、この落差が眠気を誘いぐっすりと眠れる。眠る前にアロマオイルでマッサージをしたり、ハーブティーなどを飲んだり、音楽を聴いたりするなど、リラックスを心がける

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