『sweet』コラボの衝撃度
しかし、一番の「ブレークスルー」は、やはりオリジナルのエコバッグだろう。07年に発売し、「cher」の文字と赤いハートマークが印象的なシンプルかつ可愛らしいデザイン、1000円前後の手頃な値段、頑丈な素材(布製)で、若い女性に大ヒットした。
さらに、08年に女性誌『sweet』(スウィート、宝島社)の付録としてエコバッグと同じデザインのランチトートが登場。以後、同誌とのコラボレーション付録を続々送り出した。エコバッグや付録は一時、オークションサイトで偽物が販売されるなど、社会現象ともなった。
それだけに、閉店の一報を聞いたファンらはツイッターで
「ほんと悲しい」
「よく友達の買い物について行ったなぁ」
「時代は流れますなぁ」
と懐かしむ声、惜しむ声を寄せている。