北陸新幹線、初の死亡事故はナゾだらけ どこから、誰が、何のために?

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橋の上から飛び降り?ホームから線路に降りた?

 

   JR東日本の広報部は、J-CASTニュースの3月6日の取材に対し、線路内に立ち入った人は、千曲川付近の高架のところにいたと説明する。

 

   可能性としては、上田ハープ橋の上から飛び降りたか、上田駅のホームから線路に降りて歩いたかなどが考えられるとした。駅からは2キロほどで、歩いても行ける距離だ。駅にはホームドアが設置されているが、あくまでも転落防止のためで、乗り越えることはできるという。深夜の線路立ち入りで、目撃情報は聞いていないとしている。

 

   長野県警上田署では、線路に立ち入った人がどこから入ったかはまだ分かっておらず、捜査中だとJ-CASTニュースの取材に答えた。遺書などは見つかっておらず、何のために入ったかも捜査中だとし、自殺や事件・事故の両面から調べている。遺体の損傷は激しく、性別や年齢も不明で、身元も分かっていないとしている。

 

   JR東日本の管内では、今回で新幹線における16年度の人身事故は4件目になる。うち16年5月7日夜に東北新幹線で起きた人身事故は、岩手県内の高架のところで起きていた。報道によると、このときは、駅のホームに死亡した40代男性のカバンが置いてあったことから、歩いて行った可能性があるようだ。

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