北陸新幹線、初の死亡事故はナゾだらけ どこから、誰が、何のために?

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   2年前に開業した北陸新幹線で初めての死亡事故が起こり、ツイッターなどで当時の状況が話題になっている。

 

   「線路に入れるとこあるっけ?」「高架しかないのにどういうことなんや...」。2017年3月5日22時20分ごろ、長野県上田市小牧の北陸新幹線で人身事故が起きると、ツイッターなどでは、乗客らから困惑の声が上がった。

  • どこから何のために線路内へ(写真は、2015年2月撮影)
    どこから何のために線路内へ(写真は、2015年2月撮影)
  • どこから何のために線路内へ(写真は、2015年2月撮影)

「撮り鉄」の間ではよく知られた場所

 

   報道によると、東京発金沢行きの「かがやき519号」が佐久平―上田駅間を走行中に運転士が異音を感知し、停止して車両点検などを行った。線路内に立ち入った人がおり、はねられた人は死亡した。

 

   この事故で、北陸新幹線は、最大で4時間も運転を見合わせ、上り1本、下り3本が遅れて、約1100人に影響が出た。下り線の運転再開は、翌6日未明の2時20分になり、金沢駅の到着は4時20分ごろになった。

 

   車内では、JRから軽食の配布があったというが、「この時間に新幹線の人身事故は勘弁してほしい」「目的地についても困る人が多そう」といった声が漏れていた。

 

   ツイッターなどによると、人が線路に立ち入ったのは、千曲川に架かる通称「上田ハープ橋」と呼ばれる北陸新幹線の橋ではないかという。その上を市道の橋が交差するように架かっており、市道のフェンスを乗り越えて飛び降りたとの憶測も出回っている。

 

   ここは、新幹線のいい写真が撮れることで、「撮り鉄」の間ではよく知られた場所だそうだ。「ハープ橋から飛びおりてかがやきに吹き飛ばされたらしいな...」などとうわさになっていた。

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