現在、プリティーン(11~12歳の少年少女)の娘は、同年代の女の子同様、おしゃれや自分の外見が気になるお年ごろ。私と口喧嘩する回数も増えていますが、美容や食べ物となると意見が一致することが多いのです。
そんな彼女と私が最近気に入っている食べ物が、「Muesli(ミューズリー)」。オーガニック製品を取り扱うスーパーなどで、以前より多くの種類を見かけるようになりました。朝食用シリアル、グラノーラ、オートミールと同じく穀物が原料のシリアル食品ということもあり、同じコーナーに並んでいます。
グラノーラと似ているようで違う
ミューズリーはスイスの医者が患者用の食事として考えたのが始まりで、欧州ではよく知られています。
ミューズリーとよく比較されるのが、グラノーラです。どちらも、牛乳やヨーグルトと混ぜて朝食とするのが主流の食べ方です。ミューズリーはさらにナッツやドライフルーツを組み合わせた、無糖で味のついていないシリアル。かたやグラノーラは甘さとオイルを加えて味つけしてあり、それだけでも食べやすい食品です。ミューズリーは栄養価が高く、食物繊維も豊富な食べ物で、私としてはグラノーラよりダイエット食としてお勧めします。ベジタリアンにも人気です。
私が一番気に入っている食べ方は、「ヨーグルトに混ぜる」。混ぜて10分ほど置くと、ミューズリーがふやけてやわらかくなり、食べやすいのです。それに少しのバルサミコ酢とメープルシロップをかけて食べるのが大好きです。
ただ、ドライフルーツやナッツは噛めば噛むほど、素材そのものの甘さを感じることができますが、オーツ麦には味がないため、「もっと味がほしい」と物足りなさを感じる人は多そうです。我が家でも次女は「好きじゃない」。味がついているのでスナック代わりに食べられるグラノーラのほうが、気に入っているようです。