「自分に非があれば謝る、なければ怒る」が大事
スタジオでは、ゲスト全員に「人に怒られた時、何を思ったり言ったりするか」を質問した。
俳優の西岡徳馬は「自分に非があれば謝る、なければ怒る」。女優の田中美奈子、お笑い芸人の土田晃之も、相手側に非がある場合は反論、質問するという回答だった。
アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃のリアクションは、「お前より幸せになってやると念じる」。スタジオは大爆笑だ。
指原「『すいません』て言いますよ、ちゃんと。でも心では『お前より絶対幸せになってやるから』(笑)」
加藤浩次「コワーッ」
一方、「争い事が絶対イヤ」というお笑い芸人の岡田圭右は、「まだまだ未熟だと自分を責め続ける」。怒られても「全然響いていない」タレントの上地雄輔は、「次の日には忘れちゃうんだろうな、と思って聞いている」だった。
この中で、有田氏が「最もストレスを受け流せている」としたのは、「自分に非があれば謝る、なければ怒る」と答えた西岡だった。田中や土田も、同様に高評価。3人の共通点は、ストレスを溜めこまず、怒られたことにきちんと向き合ってごまかさず対処している点だ。非がなければ怒ることも大切。脳に現れたストレスを発散し、その場で解消できている。
逆に、受け流せていないのが「まだまだ未熟だと自分を責め続ける」岡田だ。自分を責めるとストレス中枢がずっと興奮し続けることになり、最終的には眠れなくなるなど、体に悪影響を及ぼす恐れが出てくると有田氏は指摘した。ただ岡田自身は、仕事や持ちネタのギャグでストレスを発散しているというから、心配ないかもしれない。
「次の日には忘れちゃう」上地と指原は、問題を先送りにしているのでストレスをためてしまう。指原が「お前より幸せになってやる」と念じる「作戦」は、残念ながら成功とはいえなさそうだ。