【この差って何ですか?】(TBS系)2017年2月21日放送
「ストレスに強い人と弱い人の差で指原莉乃が涙目SP」
「ストレスのスペシャリスト」、東邦大学名誉教授の有田秀穂氏によると、ストレスに強い人と弱い人の差は、それを受け流せるかどうかだという。
普段のささいな出来事でも、ストレスになりうる。例えば、上司や先輩に怒られた時、どう対処すればよいのか。
朝の目覚めは太陽の光を浴びながら
番組は、お笑いコンビ「ザブングル」加藤歩の休日に密着した。
朝9時、加藤の妻と5歳の長男、2歳の次男はすっかり起きているが、加藤だけが寝室で布団をかぶったまま寝ていた。カーテンを閉め切っていて、部屋は暗い。実はこれ、ストレスがかかる状態だという。暗くしていると目覚めが悪くなるためだ。朝は太陽の光を浴びて、自然に起きる方が好ましい。
起床後、リビングで2人の子どもと遊び始めるが、ずっと寝ころんだままだ。しばらくすると昼寝を始めた。昼寝自体はリラックスできるが、30分程度がベスト。例えば1時間半も寝ると、長すぎてかえってストレスがかかる。
しばらくすると、散歩に出かけた加藤。ハードロックを聞きながらウオーキングだ。激しい音楽だが、これはストレスがかからない。散歩などリズミカルな運動は、脳を元気にする物質の分泌を促す。またテンポ良い曲を聞く方がベターだ。ただし有田氏によると、歌詞に入り込んでしまうような曲だと、ストレスがかかる恐れがある。MCの加藤浩次は、失恋ソングを例に挙げた。失恋にまつわる歌詞だとつい意識が向いてしまい、自分の過去の経験を思い出してストレスになる、というわけだ。
夜、自宅で2人の子どもは部屋に戻り、ザブングル加藤は妻とソファーで夫婦水入らずの時間に。これはもちろん、ストレスはかかっていない。お互いが楽しいと思っているからだ。
だが、仮に妻が「うっとうしい」と思っていたら......。つまり同じ行動でも、ストレスの受け方は変わる。