4年前には、敵チームのゆるキャラを襲撃
ガンバ大阪のサポーターによる迷惑行為はこれまでにもたびたび、発生している。16年7月23日、日立柏サッカー場で行われた柏レイソルとガンバ大阪の第5節だった。
柏レイソルの公式サイトによると、ガンバが前半23分に得点後、ビジター自由席にいたサポーター数人が最前列の通路に駆け込んだ。観客席とフィールドはネットで仕切られていたが、それを支えるワイヤーがサポーターの登場で切れてしまい、サポーター1人がフィールド上に飛び降りる違反行為を働いた。サポーターには、7月30日のサンフレッチェ広島戦から8月20日のヴィッセル神戸戦までのホーム3試合の入場禁止が言い渡された。
13年3月20日にはJ2のロアッソ熊本戦(うまかな・よかなスタジアム)で、ガンバ側のサポーターがロアッソのマスコットキャラクター「ロアッソくん」に襲い掛かる事件を起こしている。ツイッターでの目撃情報によると、試合開始前にサポーター3人が「ロアッソくん」の着ぐるみを外そうとしたとされていた。ガンバは22日、卑劣な行為をしたとして、3人をそれぞれ、無期限、3試合、1試合の入場禁止に処した。
ガンバに限らず、サッカーJリーグでは、サポーターによる迷惑行為がたびたび発生しているが、今回のトラブルに対してツイッターでは、
「こんな人のせいでガンバ、ガンバサポわってなるんやで、あほなことするなよ。甲府サポさんに申し訳ないわこんなん」
「本当に1人がこういうあほみたいな行為をするとチームのサポーター全員の印象が悪くなるのが事実」
という声が寄せられている。