サークルK「シェリエドルチェ」の歴史に幕 ファミマに「許さん」「返してよ!!」

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   ユニー・ファミリーマートホールディングスが、サークルKサンクスのプライベートブランド「CherieDolce」(シェリエドルチェ)を経営統合に伴い終了させた。

   品質の高さやコンセプト、ラインナップの豊富さで立ち上げ以降根強い人気を誇ってきたブランドだけに、ファンは「気が狂いそう」「許さん」と悲嘆に暮れている。終了の理由は何なのか。

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「3秒に1個」売れた「窯出しとろけるプリン」

   16年9月の経営統合以降、ファミマはプライベートブランドを全店に導入し、ファミマ、サークルK、サンクスの商品統合を進めてきた。そして、17年2月28日に一本化を完了したと発表した。

   これに伴い、「シェリエドルチェ」のブランドが終了。ファミマ広報部によると、同ブランドの商品は

「レシピを含むノウハウをサークルKサンクスから引き継ぎ、商品名を変えるなどして今後も販売を続ける」

という。なお、現時点で「濃厚焼きチーズタルト」のみ、ブランド名を冠さず以前の商品名のまま売られている。

   シェリエドルチェは、07年11月にサークルKサンクスが立ち上げたスイーツブランド。ブランド名に使われたのは、フランス語で「最愛の」を意味する「Cherie」、イタリア語で「デザート」を意味する「Dolce」という2つの単語だ。

   どの商品も手頃な価格でありながら、製法や素材にこだわりをみせた。とりわけ、とろけるような食感と濃厚なミルク風味が特徴の「窯出しとろけるプリン」、3種類のチーズが絶妙なバランスで配合された「濃厚焼きチーズタルト」はロングセラーとなった。

   合併前のサークルKサンクスが13年5月13日発表したリリースによると、「窯出しとろけるプリン」は1日に約4万個、実に「3秒に1個」売れていたという。

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