「あまりに高額な制服などは、警告や制限」
しかし、女子高生の制服などの取引は、かつてブルマーやセーラー服などを性的興味がある男性客らに販売した「ブルセラショップ」のイメージがあり、ヤフオクなどでは出品が禁止されている。
また、20~30万円台の制服などは、女子高生がリユースで買う値段とは思えない。こうした点について、メルカリは、どのように考えているのか。
メルカリの広報担当者は3月3日、J-CASTニュースの取材に対し、利用規約に則って出品の可否を判断しているとしてこう回答した。
「あまりに高額な制服や他付属品目当ての取引、またはブルセラ目的の取引に関しては社内で対応基準を設けており、24時間体制で随時巡回・対応し、警告や制限措置を行っております。また、必要に応じて監視、巡回の強化を行なっております」
女子高生ら未成年者の出品については、「事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえで本サービスを利用しなければならないと規定しています」と説明する。出品者の個人情報が落札者に知られればトラブルになる恐れもあるが、「出品者・落札者の住所や名前といった個人情報については、配送方法で『らくらくメルカリ便』を選択いただくことで、開示せず取引が可能です」と言う。
そのうえで、「制服関連の出品や取引に関し、過去に大きなトラブルになったことはございません。今後もトラブル防止に向け尽力していきます」と言っている。