アニメ映画「君の名は。」がメガヒットを記録した新海誠監督(44)に娘がいたことが公になり、少なからぬ人々に衝撃を与えている。
年齢的には子どもがいても不思議ではない新海監督だが、その作風から「童貞説」が根強くささやかれていたからだ。
「うわ~やっぱ聞かれた」
新海監督の娘・新津ちせちゃん(6)は2017年3月1日、都内で行われた2部作映画「3月のライオン」(前編3月18日、後編4月22日公開)のイベントに登場した。羽海野チカさんの同名漫画作品を実写化した作品で、ちせちゃんは、神木隆之介さん演じる主人公・桐山零と関係が深い川本3姉妹の3女・川本モモを演じている。
イベントでは長女・川本あかり役の倉科カナさん(29)、次女・川本ひなた役の清原果耶さん(15)とともに、ひなまつりを前にひな人形型の寿司づくりに挑んだ。3人で和気あいあいと料理に勤しんでいたちせちゃんだったが、途中、イベント司会者から「ちせちゃんのお父さんは新海誠監督なんですよね?」と尋ねられた。ちせちゃんは右手で口を押えながら
「うわ~やっぱ聞かれた」
と照れた表情で返した。下を向きながら「あ~やっぱ聞かれた」と恥ずかしそうに何度かつぶやき、その後も「やっぱ聞かれたね。(家に帰ったら)何て言おう」、さらに少し大きめの声で「聞かないでって言ったのに~」と苦笑いしながら言うと、倉科さん、清原さんと会場からは笑いもこぼれた。
「君の名は。」をはじめアニメ映画作品をいくつも生み出してきた新海監督だが、中高生男女の運命的な出会いやすれ違いといった、甘酸っぱい恋愛をテーマにしたものが多い。この作風から一部のファンは、ツイッター上で「新海誠作品は過去のどれを取っても、『現実ではうまくいかないけど、綺麗で透明な青春に憧れている、童貞オタク高校生の妄想』みたいな内容」「新海誠って端的に悪く言うと『初恋引きずってる童貞』だよな」などと言われてきた。17年3月現在も、ツイッターの検索窓に「新海誠」と打つと、予測で「新海誠 童貞」が出るまでになっている。