小金井刺傷事件で山本寛氏ブログ大炎上 「女子大生に落ち度なかったか」指摘

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   「フラクタル」「らき☆すた」などのアニメの監督として知られる山本寛さん(42)が、アイドル活動などをしていた女子大生の冨田真由さん(21)が刺されて重傷を負った事件について、被害者側にも「落ち度」はなかったのか、とする論をブログで展開した。

   この事件で殺人未遂罪などの罪に問われた岩崎友宏被告(27)は、もともと冨田さんの熱狂的なファンだった。山本さんはこうした両者の関係性を踏まえた上で、「一般人ではなくプロなのだから...」と冨田さんの対応にも疑問を投げかけたのだが、ネット上では、山本さんに対し激しい批判の声が相次いでいる。

  • 山本寛さんのブログ提言に批判相次ぐ(画像は本人ブログのトップページより)
    山本寛さんのブログ提言に批判相次ぐ(画像は本人ブログのトップページより)
  • 山本寛さんのブログ提言に批判相次ぐ(画像は本人ブログのトップページより)

「一般人ではなくプロなのだから...」

   山本さんは2017年2月28日、「トラブルシューティング」と題した記事をブログに投稿した。記事では、東京地裁立川支部が同日に懲役14年6か月の判決を岩崎被告へ言い渡したことに触れ、

「被告が許される余地は微塵もない。こんな輩、一生社会に出てこなくていい。だけどね、被害者の女子大生に落ち度がなかったかと言えば、ちょっと異論がある」

と切り出した。

   今回の事件は、2016年5月に東京都小金井市の雑居ビル前で起きたもの。ライブイベント出演のために現場を訪れていた冨田さんが、岩崎被告に首や胸など30か所以上をナイフで刺され、一時は意識不明の重体となった。

   岩崎被告は冨田さんの元ファンで、当時の報道によれば「プレゼントを贈ったが送り返された」などと警察に話していた。岩崎被告本人とみられるツイッターでは、冨田さんに対して脅迫するようなメッセージも執拗に送っていた。そのため、冨田さんは16年4月末に岩崎被告のツイッターアカウントを「ブロック」(アクセス拒否)したとみられている。

   山本さんが「落ち度がなかったのか」と指摘したのは、冨田さんのこういった岩崎被告への対応だ。今回のブログでは、

「こっち関係の知り合いと話すとね、必ず言うのです。『脇甘すぎ』と」

として、

「まず、アイドル活動(に近い活動)をしている人間が、迂闊にファンをブロックしてはダメです。あと、プレゼントを突き返すのも、当てつけに思われてもしょうがないです」

と指摘した。その上で、「一般人ではなくプロなのだから、そこはもっと考えるべきではなかったのか」と疑問を呈した。

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