赤星「サインプレーを練習試合でもっと試さないと」
打線のつながりの問題は、2月25日のソフトバンクとの強化試合後も、課題として赤星憲広(40)が言及している。この試合は0-2で完封負け。散発4安打と打線は沈黙した。同日放送の「Going! Sports&News」(日本テレビ系)では、1回1アウト1塁の場面で打席に立った3番・坂本勇人が右飛に終わり、4番・筒香嘉智にチャンスをつなげられなかった場面を、赤星は象徴として取り上げた。
「試合でしかできないサインプレーを練習試合でもっと試さないといけないと思っている。チャンスは数少ない。訪れたらヒットエンドランや盗塁で仕掛けるべき」
WBC本戦までに練習試合はあと3つある。06年、09年とWBCで連覇した後、前回13年では優勝を逃しており、今回は優勝が至上命令。侍ジャパンはどう立て直しを図るか。インターネット掲示板2ちゃんねるでは、「少年野球チームだったらいい勝負しそう」といった書き込みまで出ている。