スピードスケート女子の小平奈緒選手(30)が2017年2月26日(現地時間)、カナダのカルガリーで行われた世界スプリント選手権で総合優勝した。日本選手の総合優勝は1987年の黒岩彰選手以来30年ぶり。女子では初めて。
2日間で500メートルと1000メートルを2本ずつ滑り、タイムから算出されたポイントの合計で総合順位を争う大会。小平選手は、25日の両種目でトップに立った。26日は500メートルで1位、1000メートルは3位だったが、4回のレースの結果、総合得点146.390点で世界新記録での優勝となった。