「子どもたちやご両親にご迷惑を...」
しかし国会で問題視されるようになったことから、夫人側は「名誉校長を引き受けることにより、子どもたちやご両親にかえってご迷惑をかけ続けることになる」として辞退を申し入れたそうだ。
森友学園の公式サイトの挨拶文では
「籠池先生の教育に対する熱き想いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました」
「優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます」
などとつづっていた夫人だが、首相の答弁の限りでは、名誉会長への就任には渋々応じたという説明だった。
なお、首相は「安倍晋三小学校」という名称についても言及し、「寄付を募る紙をみて、私も非常に驚愕した」と述べた。
首相側からは何度も断ったにもかかわらず、自身の名前を寄附金集めに使われたのは「極めて遺憾だ」とし、事務所側から学園側に強く抗議したと説明。学園側は「申し訳ない」と謝罪したという。
森友学園は28日、大阪府庁で記者会見を行うとしている。