息子があわてて電話すると死んだとされた母親が出た
その母親は再婚し、群馬県に家庭を持っている。息子にとっては実の母親のため連絡先は知っているし、葬儀には呼ばれるはずだ。息子があわてて母親の家に電話をすると、その電話に出たのは死んだとされた母親だった。それで父親が騙されていることが分かったという。こうした経緯を佐世保署に相談し、署は捜査を進め、17年2月21日に女を逮捕した。女は「手紙を出したが騙してはいない」と容疑を否認している。署はJ-CASTニュースの取材に対し、
「詐欺を働いたのは捜査によって確認できている。動機は何か、騙し取ったカネを何に使ったのかはこれからの事情聴取になる」
と話していた。