「丹念に布教する以外ないと考えてます」
こうしたグラフィティをめぐる議論について、発端となったツイートを寄せた本人はどう考えているのだろうか。Kダブさんは22日のJ-CASTニュースの取材に対し、問題視された投稿の真意について、
「今時電車にグラフィティとは懐かしいなとノスタルジーを感じた事をなにげなくツイートしました」
とツイッターを通じて回答。投稿がネット上で猛批判を浴びていることについては、
「まあそんなもんだよなというくらいの感想です。違法は違法ですからね。ツイートした通り、怒られるんだろうなと思ってたら怒られたという感じです」
と説明した。
ただ、批判一色ではなくKダブさんの意見に理解を示す向きもあったことについては、「多様な価値観を感じられてむしろ健全だと思いました」。その上で、
「グラフィティだけに限らず、ヒップホップ全体も説明不足なところはまだまだあります。このカルチャーが誕生した時代背景やいきさつから丹念に布教する以外ないと考えてます」
としている。