通知にはSNSで公開されても、の視点が重要
株式会社「噂」と株式会社「コピーライター」の代表でもあるコピーライター・長谷川哲士氏によると、関学大の「不合格通知」は、
「受験生の感覚より、関学の感覚を優先したため、冷たく感じる人もいるかもしれません。」
と評価する。
一方、同志社大は、
「受験生の立場になって言葉を考えているので、同志社と同志になりたい気持ちになりました。「合格」と誤解されないように不合格をわかりやすく青字にしているのがやさしいです。がんばった受験生に対して、敬意を払ってくれ、来年も受験してくださいと語りかけられたらうれしいですよね」
と論じた。
大学や企業が何かを発信するときには、「『SNSで晒されても大丈夫か?』というのを心に留めておくとよいと思います」とアドバイスする。特に「お祈りメール」では「受験とちがって、実力どうこうではなく、合うか合わないか相性の問題ですので、応募者に対して、上から目線で接しないほうが賢明です」としている。