「ニュートン」社長、雑誌発行が「社会的使命」 元社長逮捕で民事再生申請

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高森康雄取締役「全力で会社を再建させる」

   高森康雄取締役は20日夜に都内で開いた会見で、一連の騒動について、

「多大なご迷惑をおかけして、大変申し訳なく思っております。今後、全力で会社を再建させたく思っています」

と謝罪した。

   ただ、同社の看板雑誌である『Newton』の販売は続ける。会見に同席した担当弁護士は「Newtonの販売によって、債務の返済を進めていきたい」と今後の方針を説明。編集部員の削減や誌面内容の変更について、康雄取締役は、

「現時点では予定していません。これまでと同じです」

と明言した。

   なお、元社長の圭介容疑者の逮捕後にも、雑誌の売上に「変動はいっさいない」という。担当弁護士は「むしろ『Newton』を守ってくれという激励の声ばかり頂いている状況です」とも話していた。

   会社側の説明によれば、今回の負債の大半は雑誌の定期購読者を中心とした個人からの資金借り入れが占める。負債の総額は約20億円で、債権者数は約600人に達する。集めた資金の使途については、逮捕された高森圭介容疑者が運営していた別会社のニュートン社で、

「タブレット端末を使った理科教材などに使っていた」

と説明していた。

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