カード価格の査定ができない状態
この日、何が起こったかというと、TCG「遊戯王」を扱っている複数のネットサイトが、コナミがゲームのルールを抜本的に改定し、それに合わせた新カードを発売する、という記事を書いたからだ。コナミの正式発表は17年2月21日とされているが、J-CASTニュースがコナミに20日に取材したところ、「すべては明日、明らかにします」との回答だった。
しかし、ネット上では、これまで使っていたレアカードが使えなくなるのではないか、といった心配も出ていて、
「カード資産が紙になるのはなあ」
「度々の規制を乗り越えてきたけど、今度ばかりはさすがにダメださよならぼくのジャンド」
「もういいわ引退するわ」
などといった書き込みがネット掲示板に出ている。
カードを売買しているエンタテインメントショップ「WonderGOO」を全国展開しているワンダーコーポレーションにJ-CASTニュースが20日、話を聞いたところ、カードの買い取りを停止したのはネット上で、コナミがルール改定をするとの情報が流れ、査定ができない状況になったからだと打ち明けた。
「トレカの性質上、大きく値が上がるカード、逆にかなり下がる可能性のあるカードが出て来ると思われます。ただし、まだ公式から正式な発表はされておりませんので、それを待ってからの買い取り再開になります」
と同社広報は話した。