福岡市の中心部、天神にある「親富孝(おやふこう)通り」の名前が17年ぶりに「親不孝通り」に戻ることになった。周辺住民や商店主でつくる「天神・舞鶴親ふこう通り協議会」が2017年2月19日、発表した。今後、市に名称変更の手続きを申請する。
「親不孝通り」の呼び名は、近くの予備校に通う浪人生らでにぎわったことから1970年頃から使われるようになったが、若者の非行を助長するとして、「よろず町通り」を経て2000年に「親富孝通り」に変更。その後、通りから若者の足が遠のいてしまったため、16年4月にさきの協議会が設立され、旧称復活に向けて活動していた。