テリー伊藤「僕は当たってる気がする」
インドネシアでは近年、日本文化の人気が高まっている。1990年代から放映されている「ドラえもん」などに加え、最近ではスカパーJSATグループが、「WAKUWAKU JAPAN」として日本番組専門チャンネルを2014年から展開、日本の番組は「コンセプトが本当に独創的で、オリジナリティがある」などと好評だという。
馴染みのある「日本のテレビ」という言葉が、アイシャ容疑者の警戒心を緩めた可能性がある。
「天才!たけしの元気が出るテレビ」の「早朝バズーカ」など、自らもドッキリ番組を多数手がけ、かつ北朝鮮にも詳しいテリー伊藤さん(67)も、金氏殺害の実行犯が「ドッキリだと思っていた」説に賛同している。2月19日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で、
「イタズラ動画で、っていうのは僕は当たってる気がする。こんなこと、世界中のだれも想像つかなかった。(中略)こんなバカバカしいやり方で、人を殺しちゃってるんだっていう......」
と、私見を披露している。