金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシア・クアラルンプールの空港で暗殺された事件をめぐり、北朝鮮の元工作員で大韓航空機爆破事件(1987年)の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚が、「東南アジア女性を雇った請負殺人」との見方を示した。毎日新聞が2017年2月18日付け朝刊で報じている。
同紙の書面インタビューに応じた金元死刑囚は、逮捕された2人の女や犯行の手口について、「厳しい訓練を受けた工作員とはとても思えない」と指摘した。
金元死刑囚はかつて、北朝鮮の情報機関「朝鮮労働党対外情報調査部」に所属していた。