「安全性」は担保できているのか
まるで「無から有を生み出す」かのようなこのキャンペーンに、ツイッターで
「これはいいキャンペーン」
「シンプルで良い」
「これは面白い取り組み!」
と称賛の声が相次いだ。
ただ、ベビーシッターのサービスをめぐっては不安も残る。埼玉県富士見市で2014年、2歳の幼児をベビーシッターが虐待死させる事件も起こったからだ。そのことを引き合いに、「安全性は担保されるようになったんですか?」と疑問の声を投げかけるユーザーもいた。
実際、ベビーシッターの品質は担保できているのか。J-CASTニュースの取材に応じた経沢さんは
「今まで4万件近くサービスを提供してきましたが、大きな事故はありません」
と強調する。
キッズラインのベビーシッターは、筆記テストと面接、実地研修を経て採用される。保育士の資格を持つシッターは全体の3割ほどだが、その代わりに厳格な採用システムを敷いているという。
また、レビューの投稿を利用者に義務付けたり、最大5億円が拠出される保険に加入したりして、品質維持に。
「急病等でやむをえずキャンセルしたベビーシッターの『代打』を設ける仕組みもあります。ベビーシッターは危ない、という誤解を解いていきたい」