労働局「労働実態で判断します」
請願を受けた東京労働局は、J‐CASTニュースの取材に、一般論としたうえで、「働いている人が『労働者』であるかないかを判断する場合、『使用従属性』が認められるかどうかになりますが、これは契約内容ではなく、労働実態で判断します」と話す。
「契約内容はタレントによって違うでしょうから一概には言えませんが、たとえば駆けだしのタレントであれば、通常(一般的な会社と社員のような)の雇用関係と変わらないかもしれません」とみている。
ただ、「糺す会」が求めている任意の立ち入り調査や強制捜査については、具体的な回答はなかった。
一方、清水さんは2月17日、「千眼美子(せんげん・よしこ)」という出家後の名前で『全部、言っちゃうね。』を幸福の科学出版から出し、事務所での「待遇」などについて、自らの経験を綴り、意にそわなかった面が多々あることを告白。にわかに、芸能人と芸能事務所の関係に注目があつまる状況になっている。
このため、今回の「糺す会」の動きについて、インターネットの掲示板などには、
「幸福の畳みかけ方がすごいな。次から次へと攻めてくるからレプロも硬直するしかないなw」
「幸福は一気にきたねw でもこれじゃあ芸能界を敵に回したようなもんだな」
「言ってることは至極まっとうだ」
「よかったな。これで芸能人の労働環境が改善される」
「芸能人には人権など無い!商品だからね」
「アイドルやモデルの卵を5万で住込み? 犯罪だろうが。こんなやり方をしているのはたぶん日本だけだろ」
といった声が寄せられている。