警察が5歳児を補導 何をしでかしたのか

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「注意と同じで、児相に通告もしない」

「補導は、注意と同じと考えています。指導についてもそうです。何歳から補導かについては、3歳以下ではバイクに乗るのも難しいと思います。確かに、補導歴は残りますが、犯罪経歴として照会されるわけではなく、就職などの社会生活に支障はありません」

   報道では、男児は道交法違反(無免許運転)だとされたが、その点は違っているとする。「法律に基づくものではなく、道路に交通の危険性を生じさせるということです。深夜はいかいや暴走族との交遊のような不良行為を補導するのと同じことになります」と言う。法律に触れたわけではないので、児童相談所への通告などもしないとしている。

   ポケバイの業界関係者によると、3歳ではハンドルに手が届かず、4、5歳になって運転できるという。スピードは、40キロ弱しか出ないが、チューニングすれば、最高100キロで走れる。5歳でもレースに出ている子供はいるそうだ。

「粗悪な中国製ばかりが市場に出回って、やる人が少なくなっています。その結果、練習する場所もなくなっており、かわいそうな面があると思います。小さいバイクですので、子供が転んでも叩きつけられず、ヘルメットしていればケガをしません。運転感覚を体で覚え、2輪車の世界チャンピオンになった人が何人もいます。スポーツと考える人がもっと増えてくれればと思っています」
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