KADOKAWAの対応に編プロがブチ切れ 大量誤植本めぐり「礼儀に反する」

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KADOKAWA「社名を公表する予定はない」

   なお、奥村氏によれば、「ぷれす」側は15日にKADOKAWAの担当者に連絡を取り、報告書の内容を訂正するよう求めたが、

「社内で協議した結果がこの報告書であり、社名を公表することはできない」

との返答を受けたという。こうした対応について、奥村氏は、

「向こうの不手際で、当社に対する誤解も広まっている。正直、礼儀に反した対応だと感じます」

と憤りを露わにしていた。

   奥村氏はほかにも、「ぷれす」側が渡された校正刷りの原稿と、実際に出版された雑誌の内容が「大きく違っていた」と指摘。その上で、

「出版スケジュール的に考えて、常識ではありえない事態です。校正刷りの原稿を渡した後に、いったい何が起きたのか、想像もつきません」

と話していた。

   J-CASTニュースが16日午後、KADOKAWAの広報担当者に取材すると、「ぷれす」側が社名の公表を要求している点については「現時点では、個別の会社の名前を公表する予定はありません」と説明した。

   そのほか、具体的に編集部内でどのような不手際があったのか、校正刷りの原稿と雑誌の内容が違っていたという「ぷれす」側の主張は本当か、などの質問に対しては、

「発表した報告書以外の情報は現時点では未確定ですので、コメントは差し控えさせていただきます」

との回答だった。

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