リクシル、社長「放射能発言」でお詫び掲載 「多くの方に不快な思いをさせた」

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   住宅設備大手LIXIL(リクシル)は2017年2月15日夕、瀬戸欣也社長が同日の山本公一環境相との会談で「放射能の影響で(体型が)大きくなった」などと発言した件で、お詫びの文章を公式ホームページに掲載した。

   瀬戸氏は会談後に記者団から発言を指摘され、「不適切な発言だった」と謝罪していた。今回、改めてお詫び文を発表したことについて、リクシル広報部は「多くの方に不快な思いをさせたことを重く捉え、社としても謝罪の必要があると考えた」と説明した。

  • リクシルが社長発言で謝罪(画像は同社公式サイトより)
    リクシルが社長発言で謝罪(画像は同社公式サイトより)
  • リクシルが社長発言で謝罪(画像は同社公式サイトより)

瀬戸社長への処分は未定

   各メディアの報道によれば、瀬戸氏と山本氏の15日の会談では、地球温暖化対策がテーマになった。その冒頭あいさつで、瀬戸氏は自身の大柄な体格が話題になったことを受けて、「放射能の影響で大きくなった」と発言したという。

   朝日新聞(ウェブ版、15日)の報道によれば、瀬戸氏は会談終了後、発言について不適切だったと謝罪するとともに、

「体重が多くなってしまったことの妻への言い訳だった」

と釈明した。一方、山本氏は「(瀬戸氏の)発言に気付かなかった」と述べたという。

   こうした発言を受け、リクシルは同日夕に公式サイト上に「不適切な発言に関するお詫び」と題した文章を掲載。瀬戸氏の発言について、

「心より深くお詫び申し上げます。多くの皆さまにご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」

と謝罪した。

   瀬戸氏に対する社内での処分の有無について、リクシル広報部の担当者は16日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「まずは、皆様にご不快な思いをさせてしまったことをお詫びすることが第一だと考えている」

として、現時点では「何も決まっていない」と話していた。

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