清水富美加「出家」の超展開 幸福の科学、レプロ社長「守護霊」インタビュー告知

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   女優・清水富美加さん(22)の出家引退騒動が「泥沼化」するなか、渦中の宗教団体「幸福の科学」は2017年2月15日、清水さんの所属事務所・レプロエンタテインメントの本間憲(けん)社長の「守護霊インタビュー」を信者向けに公開することを告知した。

   幸福の科学信者がツイッターで明かした情報によると、本間社長の守護霊は「清水さんが出家した本当の理由」をインタビューで語ったという。

  • 幸福の科学の中心施設の1つ「東京正心館」(画像はwikimedia commonsより)
    幸福の科学の中心施設の1つ「東京正心館」(画像はwikimedia commonsより)
  • 幸福の科学の中心施設の1つ「東京正心館」(画像はwikimedia commonsより)

レプロ「本人の意思を最大限尊重」

   清水さんが出家を決断した理由をめぐって、幸福の科学側は「奴隷的な契約形態」が背景にあったと主張。一方のレプロ側は、清水さんには「適切な報酬を支払ってきた」として、教団側の意見は「事実と異なる部分がある」などと反論している。

   双方の主張が大きく食い違う状況の中、レプロ側は2月14日夜、本間社長の署名入りの声明文を公式サイト上で発表した。

   声明では、1月末に清水さん本人から出家の意向を伝えられ、2月2日から幸福の科学側と協議を進めてきたと一連の経緯を説明。その協議では、

「既に決定しているお仕事に関しては、プロフェッショナルとしての責任を持ってやり遂げてもらいたい」

として、契約の終了時期について話し合っていたという。

   その上で、同社は清水さんの出家について「一切の否定をしておりません」とし、

「清水富美加本人の意思を最大限尊重し、可能な限り本人の希望に沿う形で円満に話を進めていくつもりでおります」

とこれからの方針についても説明している。

   だが、幸福の科学側はこの声明に対しても強く反論。レプロ側の発表から約2時間30分後に、今回の声明は「重要部分で事実に反したもの」などと指摘する文書を報道各社に送付した。

幸福の科学「ドクターストップで仕事ができなくなった」

   幸福の科学の文書では、契約終了に向けた協議でのレプロ側の対応について、

「これまで抑圧され我慢を重ね、体調を崩しながらも頑張り続けてきた富美加さんの状態を一切考慮せず、すでに入っている仕事をすべてやり遂げよと押し付けて来ました」

と非難。こうした一方的な姿勢によって、清水さんの健康状態は悪化し、2月8日から「ドクターストップで仕事をすることができなくなった」とも主張している。

   その上で、こうした交渉の経緯は「(所属タレントの)健康管理を軽視する体質を典型的に示したもの」だとして、レプロ側の使用者責任を追及する姿勢も示している。

   このように、双方の主張はまたしても真っ向から対立。清水さんをめぐる一連の騒動はさらに「泥沼化」が進行した印象だが、翌15日になって幸福の科学側が思わぬ「奇手」を打ってきた。

   幸福の科学の大川隆法総裁が、レプロの本間社長への「守護霊インタビュー」を敢行したというのだ。これは、大川氏が話を聞きたい人の守護霊を降臨させ、その「霊」にインタビューすることで、当人すら知らない「本心」を聞き出すというものだ。

   幸福の科学公式サイトの告知によれば、本間氏への守護霊インタビュー動画は全国の支部などの信者向けの関係施設で2月15日中に公開する。動画の収録時間は99分にも及ぶという。

99分の動画を信者に公開する

   いったい、インタビューはどんな内容になるのか。J-CASTニュースは2月15日、幸福の科学広報局の担当者に詳細を尋ねたが、

「守護霊インタビューはあくまで、信者に向けたものになります。現時点では、一般の方に内容をお話しすることはできません」

との回答だった。

   なお、複数の幸福の科学関係者によれば、収録は14日に行われたばかり。そのほか、幸福の科学学生部の信者で結成されたアイドルグループ「anjewel(アンジュエル)」各メンバーの15日のツイートは、本間社長への守護霊インタビューでは、

「マスコミ報道では明かされない女優・清水富美加さんが出家した本当の理由」
「本間社長の霊的真実」
「驚くべき芸能界の実態」

などが明かされるとしている。

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