おとなしそうな人を狙うなどしていた?
2年間も発覚しなかったことについて、ネット上では、「たまたま目に入ってしまったのかな」「そもそも変な人だから関わらないでおこうで終わっていたのか...」などと様々な推測が出ている。「こんなタクシーは嫌だ」「その手でお釣りをもらうのは最悪です」などと嫌悪感も広がっている。
京都タクシー業務センターでは2月14日、今回のJ-CASTニュースの取材に対し、事務局長が次のように説明する。
「運転手がお尻を出したといった苦情は、ここ5年間で1回もありません。うわさを聞いたこともないので、びっくりしています。運転席でズボンを下ろしていたらだいたい分かると思いますし、京都でもドライブレコーダーのインカメラが普及しており、タクシー会社でも分かるはずですよ。他府県のタクシー業界からも問い合わせが来ており、京都のイメージダウンになるのではないかと困っています」
事務局長は、あくまで個人的な推測だとして、2年も発覚しなかった理由について、こうみる。
「常日ごろやっていたわけではなく、場所や時間、相手を選んでいたのでしょう。おとなしそうな人を狙うなどです。運転手は、1日15~20回はお客さまを運んでいますので、お尻を出していたら普通は気づくはずです。また、トランクを開け閉めするなどのサービス時ではなく、運転手が座席から動かず自動ドアを操作するときなどにやっていたことも考えられます」