京都市内で女性客を後部座席に乗せたままズボンやパンツを膝まで降ろしていたとして、タクシー運転手の男(60)が軽犯罪法違反(身体露出)の疑いで京都府警に書類送検された。男は、苦情がないのをいいことに、2年前から同様な行為をやっていたという。
「久々の超理解に苦しむ案件だな...」「その間ばれなかったのか」「よく拡散されなかったなぁ」。新聞各紙で2017年2月13日にこの事件が報じられると、ニュース(電子版)のコメント欄などでは驚きの声が次々に上がった。
同じ被害者の女性が京都府警に2回も相談
各紙報道などによると、大津市在住の容疑者の男は、16年5月12日朝、京都市内で30代会社員女性をタクシーの左後部座席に乗せて、お尻や太ももを露出したまま20分ほど運転した疑いが持たれている。女性が乗り込んだときには、すでにズボンなどを膝まで下ろした状態だったという。
男の局部まで見えていれば、公然わいせつの疑いになるが、そこまでは見えていなかったという。女性は、タクシーを降りた後に府警に相談している。男は、調べに対し、「運転するのに、腹回りのズボンが窮屈だった」と動機を供述し、容疑を認めているという。
この女性は、15年12月も同じ男のタクシーに乗っており、そのときは、ズボンを下ろして股間に手を入れ陰部付近を触っていたが、局部は見えなかったという。女性は、男の名前をチェックしたうえで、このときも府警に相談していた。
ただ、この女性以外には、男がズボンを下ろしていたといった被害の訴えはないという。目撃者がいても通報しなかったか、そもそも目撃しなかった可能性があるようだ。