幸福の科学、独自定義の「出家」 清水富美加の生活はこうなる

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幸福実現党との関係はどうなる

   幸福の科学は、総裁の大川隆法氏が1986年に設立。「エル・カンターレ」を信仰の対象としており、公式サイトでは、「エル・カンターレ」を

「地球の至高神であり、イエス・キリスト、孔子、ソクラテス、ムハンマドなどを地上に遣わした『神々の主』」

だと説明。幸福の科学では、大川氏が「エル・カンターレ」として日本に生まれたとされている。1990年代には、他の新興宗教からの改宗者などを獲得して信者数を伸ばし、作家の故・景山民夫さん、女優の小川知子さん(68)ら著名人が入信したことでも話題になった。写真週刊誌「フライデー」の大川氏や教団に関する報道に対して大規模な抗議活動を展開したことも話題になった。

   一方、幸福の科学は、「幸福実現党」の母体ともなっている。16年夏の参院選に際してJ-CASTニュースが行ったアンケートでも、「経済政策、国防政策を評価」するとして、同党を支持すると表明している。その幸福実現党は、ウェブサイトで公開している政策集で

「実質3%・名目5%以上の経済成長」
「消費税の再増税中止・消費税率の5%への引き下げ」
「自衛のための核装備」
「国防債」

といった極めて独自の政策を掲げている。それ以外にも、

「国家運営の長期的な理想モデルとして、無税国家を目指します」
「ユーラシア大陸を一周するリニア鉄道を実現し、世界を結びます」
「月と火星の都市建設を日本の国家目標とします。資金調達のために宇宙事業債を発行します」

といったユニークな政策が目白押しだ。

   では、教団職員となった清水さんが、幸福実現党の政策をPRすることはあるのか。

   J-CASTニュースの取材に対し、幸福の科学は、清水さんの幸福実現党への参画は「ありません」とし、

「『人道的な映画への出演を通じて、多くの人に夢や希望を届けたい』という、かねてからの彼女の願いを大切に、今後について考えて参ります」

と説明している。

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