過去の著名人の「出家」は荒行、教団施設生活...
過去に「出家」が注目された著名人には、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(94)や日劇ダンサーとして知られた鹿島とも子さん(66)のケースなどがある。瀬戸内さん(94)は、すでに作家として有名だった1973年秋、岩手県平泉町の中尊寺で行われた得度式で51歳にして「出家」。名前も「晴美」から「寂聴」に改め、比叡山の荒行に臨んだ。
鹿島さんは1994年、オウム真理教(当時)に息子とともに出家。「サティアン」の異名で知られた山梨県内の教団施設で暮らしたが、長女を教団施設に監禁した罪で有罪判決(懲役2年、執行猶予4年)を受け、後に脱会している。
主要な国語辞典でも、「出家」は
「家を出て仏門にはいること。俗世を離れ仏法修行の道にはいること。しゅけ」(精選版 日本国語大辞典)
「家を出て仏門に入ること。俗世間をすて、仏道修行に入ること。また、その人。僧」(広辞苑 第6版)
と説明されている。しかし、幸福の科学では、こうした解釈は取っていないことになる。
では、幸福の科学の職員となった清水さんの活動はどうなるのだろうか。これについて、J-CASTニュースの取材に対し、
「健康が回復した後、ご本人の希望を汲みつつ、人助けのプロとなるべく、まずは精神的修養を積んでまいります」
と説明している。