イラストレーターの原田治さんが死去していたことが2017年2月10日、明らかになった。70歳だった。各メディアが一斉に報じた。
ポップで愛らしいデザインの「オサムグッズ」を手がけたことで知られ、ミスタードーナツやカルビーのポテトチップス、ECCジュニアのキャラクターなどに採用されていた。
「高校生の頃愛用していました...」
原田さんは、多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、1970年に雑誌「アンアン」(マガジンハウス)の創刊号でイラストレーターとしてデビュー。1976年に「可愛い」をコンセプトに生まれたキャラクターデザイン「オサムグッズ」を発表し、女子中高生を中心に人気を集めた。1984年には、「オサムグッズ」がミスタードーナツのプレミアムグッズとして起用され、老若男女問わず全国的に知られるようになった。
16年7月には「オサムグッズ」の誕生40周年を記念して「オサムグッズの原田治展」が開催され、約1000点のオサムグッズや原画が展示された。
ツイッター上では、
「高校生の頃 愛用していました...」
「オサムグッズが大好きでいつもミスタードーナツでGoods集めていました...」
「生まれた時から普通に家に弁当箱とかマグカップとかいっぱいあったな...ご冥福お祈りします」
と追悼の声が相次いだ。