京都市内のJR山陰線の線路内に無断で立ち入ったとして、京都府警右京署は2017年2月10日、タレントの松本伊代さん(51)と早見優さん(50)を鉄道営業法違反の疑いで書類送検した。各メディアが報じた。
松本さんは1月14日付のブログで、早見さんと2人で線路の上を歩く姿をおさめた2枚の写真を公開。線路への立ち入り行為に「非常識」との批判がネット上で殺到したため、翌15日に問題の記事を削除し、ブログ上で謝罪コメントを掲載していた。
早見優さんと「その瞬間踏切が鳴り、慌てて逃げる2人」
報道によると、早見さんと松本さんは1月13日午後1時過ぎ、京都市右京区のJR山陰線の線路内に無許可で立ち入った疑いが持たれている。1月下旬に行われた同署の事情聴取では、2人は容疑を認め反省している様子だったという。
今回の騒動は、松本さんが1月14日のブログで、早見さんと共に線路内に立ち入る様子の写真をアップしたことで起きたもの。「京都 竹林の道の途中 踏切で 優ちゃんとパシャリ」とのコメント付きで写真を掲載した上で、
「その瞬間踏切が鳴り、慌てて逃げる2人」
などと書いていた。
このブログ記事には、インターネット上で「犯罪自慢」「非常識すぎる」といった批判が殺到。松本さんと早見さんの写真の中には、線路内への侵入禁止を示す看板があるといった指摘も複数件出ていた。
こうした批判を受け、松本さんは翌1月15日に問題のブログ記事を削除。その後、
「この度は、私の不謹慎な行動にてご迷惑とお騒がせをいたしまして大変申し訳ございませんでした。今後は気を引き締めて行動致します」
との謝罪コメントをブログ上に掲載していた。また、早見さんも同日に「軽率な行動でご迷惑をおかけしました」などとブログで謝罪していた。
「伊代はまだ16だから」
今回の書類送検が報道されると、ツイッターやネット掲示板には、
「ふたりとも何やってんのいい大人でしかも有名人が」
「アホとしか言いようがない。反省してください」
といった否定的なコメントが相次いでいる。その一方で、松本さんのヒット曲「センチメンタル・ジャーニー」(1981年)の歌詞「伊代はまだ16だから」を念頭に、
「16歳なのに実名報道されてる!」
「松本伊代ってまだ16歳なのになんで実名で報道されてんの?」
「実名報道されてかわいそう。センチメンタルにならないといいけど」
などと茶化すコメントも数多く出ている。
松本さんと早見さんの2人は2月10日12時現在、今回の書類送検についてブログ上で反応を見せていない。