椎名林檎との「東芝EMIガールズ」
宇多田さんの移籍発表を受け、ファンの間でとりわけ話題にのぼっているのが、「東芝EMIガールズ」の今後についてだ。
宇多田さんは99年に行われた東芝EMIの新人発表イベントで、デビュー同期の椎名林檎さん(38)と一夜限定ユニット「東芝EMIガールズ」を結成。カーペンターズの「I Won't Last a day without You」などを歌ったエピソードはファンの間で広く知られている。
その後、椎名さんが02年にリリースしたカバーアルバム「唄ひ手冥利~其ノ壱~」で2人は再び「I Won't ~」をデュエット。14年に宇多田さんが結婚した際には、椎名さんが自身のライブで宇多田さんの楽曲「traveling」を歌い、「相方」を祝福した。これについてファンから報告を受けた宇多田さんは、
「お~!なんて素敵なことをしてくれるんだ!林檎ちゃんにはご祝儀まで頂いちゃって...ありがたや。『東芝EMIガールズ』いつか再結成したいです...!」
と嬉しそうにツイートしていた。そして実際、16年の宇多田さんの最新アルバム「Fantome」では「二時間だけのバカンス」という楽曲に椎名さんが参加。「再結成」を叶えていた。
ファンの間ではさらなるコラボレーションに期待が高まっていただけに、今回の発表を受け、ツイッター上には
「EMIガールズはもうできないのか...」
「EMIガールズが死んだ」
「移籍してもEMIガールズは永遠であってほしいな、、、」
「椎名林檎とのデュエットはもう聴けないのかな......」
と今後を心配する声が多々寄せられている。