長時間座っていたら「アイタタタ」 腰痛を防ぐ身近な「魔法グッズ」

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   長時間イスに座っていると、腰が痛くなってくる。だが、このつらい状態を解消できる簡単な方法があるとツイッターで紹介された。

   たいそうな道具や装置は不要。用意するのは、膝掛け用のブランケット1枚だけだ。ある整骨院院長に聞くと「腰の負担が軽くなると思う」と話す。ただ、少し注意も必要なようだ。

  • ブランケットを細長くして背中に挟む
    ブランケットを細長くして背中に挟む
  • 後ろから見た図
    後ろから見た図
  • ブランケットを細長くして背中に挟む
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ツイッターで話題「整骨院の先生から教わりました」

   ツイートは2017年2月1日、図説したイラストとともに投稿された。

「『映画観たいけど、腰がツラくて長時間座るのがしんどい』と相談した際に、整骨院の先生から教わりました。良ければ参考にしてみてください」

   その方法は、イスに座った状態で、膝掛け用のブランケットを肩幅より狭くなる程度に細長く畳み、縦にして背中と背もたれの間に挟むというもの。映画館によってはブランケットを貸し出している。マフラーやタオルなどクッション性があるものでも代用可能だ。尻が背もたれにつくように深く座るのがポイント。イスに浅く座ると腰を痛めやすいという。

   投稿者はこの方法を実践したところ、2時間強の映画鑑賞中に腰が痛くならなかったとツイートした。映画に限らず「例えば長時間の運転や新幹線の乗車など、長距離移動にも使えるそうです。私もこだま(新幹線)に乗るときは活用してます」と勧めている。ツイートは3万2000以上の「いいね」を集めた。

   J-CASTヘルスケアは都内の整骨院で院長を務める柔道整復師に、ブランケットを使ったこの方法について尋ねた。「背骨が真っ直ぐになるので、1つの手段としては良いと思います」として、こう続けた。

「座っていてなぜ腰が痛くなるかと言えば、ずっと同じ筋肉を使い続けるからです。座った姿勢は、上半身全体を腰の根元だけで支える形になるので、腰に負担が集中します。浅く座って猫背になると尚更です。ブランケットのような物を背中に挟むと、自然に背中の筋肉がストレッチされ、腰への負担が軽減されるので楽になるのだと思います」
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