歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)の独占インタビューが2017年2月7日、情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)で放送された。
番組では、がんで闘病中の妻・小林麻央さん(34)の退院後の様子や、海老蔵さんの現在の心境が赤裸々に語られた。
「一緒に過ごす時間がやっぱり必要」
番組は、海老蔵さんと羽鳥慎一アナウンサー(45)との対談形式で進められ、1月29日に退院した麻央さんの「現状」に話が及んだ。
海老蔵さんは、長女の麗禾(れいか)ちゃん(5)と長男・勸玄(かんげん)くん(3)が、麻央さんの退院をとても喜んでいるといい
「(麻央さん含め)子どもたちと私と一緒に過ごす時間がやっぱり必要」
だと再確認したという。
しかし、麻央さんは寝たきりの状態が退院後も続いており、コミュニケーションが取れない時間があるという。また、放射線の影響で食欲が落ちており、海老蔵さん特製の「卵かけごはん」は完食に5~6分かかった、とも吐露した。
麻央さんが1月13日、ブログの会員限定記事で「あとどのくらい生きられますか」と自身の「余命」を担当医に尋ねたと明かしたことを質問されると、
「やっぱり人って闘っていて、病気になったら弱くなる部分があるじゃないですか。そういう中で一生懸命頑張っていたものがへし折られた時の不安からそういう言葉を発したんじゃないですかね、悩んだ挙句」
と心中を推し量った。
「普通のこと」をしたい
その後、麻央さんの「強さ」について尋ねられると、
「ブレないですよね。弱音を吐くときもあるでしょうけど、(辛さを)忘れる瞬間を作れる強さ。常に痛みがあるはずだけど、忘れたときにくだらないことで笑ったりできる」
とコメント。
今後の「夢」については、4人で手を繋いで家の目の前の公園に行ったり、好きなものを食べたりと、「普通のこと」をしたいと語った。