めったに風邪をひかない次女が風邪で学校を3日も欠席。そして夫と私もうつされてしまいました。いつもの私なら喉の痛みを感じた時点でサプリを飲むなどの対応をするのですが、甘くみて悪化させてしまったのです。
ひきはじめのころ、「次女に風邪をうつされた」とぼやく私に、ママ友の一人が「風邪にはビタミンCとともに、Zinc(亜鉛)をとるのがいいんだよ」と教えてくれました。なんでも元看護師である彼女の義理の母(米国人)のお勧めだそう。それは初耳です。
牛肉やナッツ、牛乳に含まれるミネラル
確かに私が頻繁に利用するオーガニック系スーパーマーケットの風邪サプリ専用コーナーには、よく見てみると亜鉛のサプリが置いてありますし、ドラッグストアのビタミンコーナーにも子ども用のビタミンCサプリとして「亜鉛&エキナシア入りビタミンCグミ」なるものが売られています。
亜鉛は人間にとって大事なミネラル分の一つ。牛肉やナッツ、豆類や牛乳などの食べ物からとることができる、身近な栄養素です。
私自身がサプリについて知りたい時や、看護師の友人もよく利用するという健康サイト「WebMD」によると、亜鉛が風邪にいいとされる理由は、人間のもつ免疫力に直接働きかけて、その力を強化するため、風邪に対する免疫力を上げるためです。「WebMD」には、風邪のひきはじめに亜鉛を摂取すると風邪をひく期間が短くなる、という研究結果もでていますが、亜鉛がどれほど風邪に効果があるのか、評価はわかれています。
それでも、健康系スーパーのサプリコーナーに亜鉛のサプリやのど飴が並んでいるのを見ると、米国ではいまだに風邪に対する効果があるサプリとみられているのでしょうね。