千葉市長はツイッターで人工透析患者に言及
なお、長谷川さんはこれまでブログで安倍政権支持を表明してきたが、会見では「安倍政権と地方自民党は分けて考えたほうがいいという持論がある」と説明。その上で「維新には実行力がある。自民と違い、献金を貰わず、なれ合いをしない。維新の貫き方は胸をすく思いがします」と語った。
長谷川氏の出馬意向については前日5日に一部メディアで報じられ、インターネット上でも注目を集めていた。ただ、馬場幹事長が「賛否の反応がある」という通り、ツイッター等では批判的な声も目立っている。
病児保育などを手掛けるNPO「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さんは「虚構新聞かと思ったら、本当っぽい。維新の会が、ここまで終わってるとは...」とツイートした。
6日朝には千葉市の熊谷俊人市長もツイッターで、「長谷川さん、立候補されるのですね。驚きました。比例重複でしょうから、南関東ブロックの有権者全員が当落に関係しますね。地域と国政を結ぶビジョンがどのようなものか注視します」とコメント。さらに、
「ちなみに、千葉市は人工透析リスクの高い方々へ保健師の訪問指導を実施する等、健康支援と医療費節減に努めています」
と、ブログ騒動を意識した皮肉ともとれる一文を付け加えた。
衆院千葉1区は、現職の民進党・田嶋要氏と自民党・門山宏哲氏が立候補する見通し。共産党も新人・大野隆氏の擁立を予定している。長谷川氏は約20年千葉に住んでおり、会見では千葉の魅力を熱弁する場面もあった。有権者は長谷川氏をどう見るか。投票行動に注目が集まる。