東京都の小池百合子知事と自民党都連の「代理戦争」として注目を集めた千代田区長選が2017年2月5日に投開票され、小池氏の支援を受けた現職の石川雅己氏(75、無所属)が全体の約65%を占める得票数1万6371票を獲得し、新人2人に「圧勝」した。投票率は53.67%で、前回の42.27%を11.4ポイント上回った。
小池氏は6日午前、報道陣に対して「私が進めつつある東京大改革への期待が響いた」などと述べ、7月投開票の都議選に向けては「大変な勝利をいただいたが、今回の勝利をきっちり分析し、確実に取り組みたい」とした。
自民党の推薦を受けた会社員の与謝野信氏(41、無所属)は4758票、元会社員の五十嵐朝青氏(41、無所属)は3976票だった。